脳をはじめとした身体の状態を画像化し、病気の早期発見・早期診断・早期治療のため、最新の検査機器と研鑽を積んだスタッフが、診療にあたっています。
MRI検査
MRI検査は、磁力と電磁波を利用し、体の臓器や血管をあらゆる断面で撮影し、様々な病巣の発見をすることが出来る検査です。中でも、脳や脊椎の描出に優れていて、神経変性疾患や脊髄炎、筋炎などの発見に有効な画像を得ることが可能です。通常の検査に要する時間は10分~20分ほどですが、検査時は大きな音が発生します。
※検査内容によっては、音の小さい撮影をする事も出来ますので、ご相談ください。
検査を受ける際の注意事項
検査を受ける際には、制限がございますので、以下のような方は必ず申し出て下さい。
- 心臓ペースメーカやステントなどの、デバイスを装着している方
- 脳動脈クリップ、コイル、シャントバルブを入れている方
- 人工関節を体内に入れている方、義肢・義足・義眼を装着している方
- 刺青、タトゥー、カラーコンタクト、アートメイクをしている方
- 閉所恐怖症の方
検査室に入る際の準備・確認事項
以下のようなものは、検査室に持ち込むことは出来ません。
- 腕時計、アクセサリー、メガネ、ヘアピン、ヘアウィッグ、入れ歯、使い捨てカイロ等の身に着けるもの
- クレジットカード、スマートホンや携帯電話、補聴器等の精密機器
CT検査
CT検査は、X線の照射により断層画像を撮影することや、3次元の立体的な画像を作成することが可能な検査です。
造影剤を使用するなどの特殊な検査を除き、検査に要する時間は5分~10分ほどと短く、音も小さな検査です。
造影剤を使用する検査を受けられる方へ
より正確で詳細な情報を得るために、造影剤を使用することがあります。
腎臓の病気のある方、喘息やアレルギーのある方など、使用に注意や制限が必要な場合がありますので、使用を予定している方はご相談ください。
RI検査
RI検査は、体内に投与する放射線医薬品が脳や臓器などの組織に集まる様子を画像化し、血流や代謝などの機能的な情報を得ることで、認知症・パーキンソン病などの診断に有効な検査です。
脳の血流分布、血液量の定量などの各種検査を行います。
放射線医薬品について
使用する薬品は、放射線を出しますが、ごく微量ですので心配ありません。
また、投与する薬品の放射線は、短時間のうちに少なくなり排泄されます。